4曲目を録り終えたぐらいの時にRed-Tさんから「10曲やりましょう」って話があって、この曲を録る頃にはもう半分以上は超えたんだなって思いが出てきて「Today is the best day of my life」って出だしが出来たんですよね。 その時には好きな女性が隣にいたんですけど、お互い悲しませたり後悔させたりもないし一生一緒にいたいなって思いで、音楽にも音楽の女神みたいな思いで好きな女性っていうより音楽の女神に向けて一生一緒にいたいんだ君とっていう、このフィーリングを与えてくれた君にこの曲を捧げるって思いで作りました。
聴いた瞬間に親父の影響があって、親父がロックが好きで小さいころから一緒に聴いてきたので。それで自分のスタイルでロックを歌ってみたいなって思いで、力強く自分の思いを呼び寄せる感じで歌うっていうか1曲目の『Tudo ou Nada』と曲調は少し似てるんですけど、こちらはロックとラップで韻を踏みながら作りました。
自分には2つ下の弟がいるんですけど、お互い昔は悪くて色々トラブった事もあったんです。「The pain stop, same spots, same brothers spray shots, everyday Doing the same thing」って皆どこかしら赤羽で集まってワチャワチャしてたんですよ。本当に過去の思い出と今の自分の経験を綴った感じでうまく地元をレペゼン出来たんじゃないかと思います。
『Tonight』
次の『Tonight』なんですけども、『By My Side』~『Akabane』~『Tonight』の流れがめちゃくちゃ好きです。特にこの流れでの『Tonight』の冒頭のイントロで心奪われちゃいました。笑 そしてこのポップさやメロディライン、ラップのバランスが凄く素敵だなって思ったんですが、この曲の拘りなどお伺いしたいです。
続けて2曲目のGain The Dayが始まる。少しフュージョン的で自身のセッションでもよく用いられている楽曲がハープとピアノの幻想的な雰囲気でイントロが始まった。なんとサックスソロが組み込まれた演出があったりとSpark 7らしいバンドアンサンブルが印象的かつオーケストラによる広がりはこの曲の新たな一面を見せてくれた。
3. Cold Feet
Gain The Dayが終わるとオーケストラの人達は一旦履けてISAO自身の原点回帰としてギター、ベース、ドラムだけでの演奏をすると言う。Spark7ではキーボードが必ず入り場合によってはギターも更に加わって演奏される事が多い。そんなSpark7の楽曲をトリオで出来るのかと演奏が始まった3曲目Cold Feet。この楽曲はISAOが7弦から8弦へとメイン機として変わった時に作られた楽曲でギターでベースの様なスラップをメインリフにされて構成されている。そして本来オルガンで演奏されているメロディをなんとベースで演奏するアレンジがされている。リズムをギターでメロディをベースが演奏する本来ならば逆に考えられる事を多弦だからこそ、そして演奏力の高いメンバーだからこそなせる演出がされて全くトリオとは思わせないスリリングな演奏となっていた。
4. Zombies in a Dream
そのまま4曲目Zombies in a Dreamが始まる。ISAOらしいともいえるポリリズム的な激しいロックナンバーでありタイトルにもあるようにゾンビゲームをイメージとして作られている。この楽曲も本来キーボードやバッキングギターがあるなかトリオでのヘビーで疾走感ある演奏されておりベーシストの幅広いアレンジサポートとドラムの間を開けさせない手数アレンジなど演奏力の高さが存分に引き出されている。
01. Cube-Ray (Cube-ray収録) 02. Gain the Day (Spark7収録) 03. Cold Feet (Spark7収録) 04. Zombies in a Dream (Gravity Core, Spark7収録) 05. Atomic Destruction (Cube-Ray収録) 06. Tri Stars (Spark7収録) 07. Cricket Chorus (Spark7収録) 08. Seed (A STRIDE収録) 09. the Tower (soLi収録) 10. GOLF (the Shadow of Eruption収録)
2007年〜アメリカ在住の期間中に知り合った、世界的プログレッシブバンドのドラマーなどとミニアルバム2枚をリリースし、帰国後の2014年には、Thomas Lang(Dr) Philip Bynoe(B) 大高清美(Org) Tony Macalpine(G) e-ZUKA(G)を迎えフルアルバムをリリースしました。