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音楽界を揺るがす「新型コロナウイルス」、ミュージシャンへの救済措置はあるのか?

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COVID-19(新型コロナウイルス)の流行に伴い、大阪のライブハウスで集団感染が起こったことから全国のライブハウス・ミュージシャンをスケープゴートとした事態が相次いでいます。某所では市民の通報によるコンサートの中止まで起こったようで、スケープゴートと化した全国のミュージシャンたちはますます活動しづらくなってきています。

まだまだ落ち着く見通しが立たない現状ですが、ミュージシャンはどのように活動していったら良いのか。ただでさえお金がない中で行うライブで得ることのできる僅かな収入すらなくなってしまい、活動資金が底をついてしまう人も少なくないはずです。そこで今回は、ミュージシャンの支援と題して活動を実施している企業や個人の情報をまとめました。


オヤイデ電気、ライブ配信用ケーブルを無料貸し出し


ケーブル専門店のオヤイデ電気が、音楽のチカラをケーブル・ワイヤリングで応援する「オヤイデ・配信サウンドサポート」をリリースしました。

無観客でのライブ配信は本来不本意でありながら、それでもファンへ音楽を届けたい!と配信を実施する熱意を持ったミュージシャンやイベントに向け、電源タップやケーブル類などを無料で貸し出しサポートするというものです。

音声周辺用のケーブルのみのサポートで、映像配信に伴うケーブル類の貸し出しは行っていないとのことですが、それでも大変ありがたい支援ですよね。

http://www.oyaide.com/ja/news/neo_news/new_project_information


活動自粛をしているミュージシャン達にレコスタを無料開放


新型コロナウイルスに起因するイベントの中止・延期・代替開催及び、損害を受けた興行場・飲食店・宿泊施設などに向けての支援プログラム「MOTION GALLERY」において、シンガーソングライターの笹倉慎介氏が、「活動自粛をしているミュージシャン達にレコーディングスタジオを解放したい」という趣旨のクラウドファンディングを実施し、支援を集めたことで実際に4月中のスタジオ無料化が決定しました。

3月31日まで追加の支援を募っており、支援金は5月の無料開放資金に充てるとのことです。

本来なら高額となるレコーディングの資金が抑えられると嬉しいですし、行動の制限がかかっている現状でもレコーディングなら出来そうです。

https://motion-gallery.net/projects/guzuri-recording-house/collectors

なお、大阪府は既に「ライブハウス感染は収束した」と発表していますが、ライブやコンサートなどの自粛や延期は後を絶ちません。新型コロナウイルス関連騒動の最中、ライブハウスやミュージシャンにおける状況が悪化しないことを祈るばかりです。

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