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howling (ハウリング) その輝きの軌跡

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2018年からソングライターとして活動を続けるhowling(ハウリング)の進化は続いている。

その唯一無二の存在は、新しい世界を切り拓いていく光だ。

これまで4年半の活動を経て、決して露出度が高いとは言えないだろう。
それはライブ活動の希少性とともに、
デジタル雑誌等に掲載された事も、これまで決して多くはなかった事等もあるかもしれない。

今回はhowlingの一番の魅力である、楽曲をピックアップしていく事でソングライター、ロックンローラー、表現者としてのハウリングに光を当ててみたい。

まずはhowlingを語る上で欠かせない楽曲、2021年に発表した
「Voice of Rock」ボイスオブロックだ。

まさにhowlingのテーマと言うべきロックナンバーは、冒頭の稲妻のようなイントロから心を持っていかれる。howlingの楽曲は毎回全て自作のLyric Videoでリスナーを本気で楽しませる。

これまでの作品の中で撮影場所は海外もあれば
海や山、音楽スタジオから撮影専用のスタジオまで、いろんなロケーションの中で、楽曲の世界観をとことん追求して、その時ベストなものを選び、自ら表現し、作りあげている。

Voice of RockのMVの世界観はそのなかでも特筆に値するクオリティだ。

「カッコいい日本のハードロックは○んじゃいない完璧 やられました」 
「これぞロック!!歌詞もサウンドも熱い!」


SNSにも、このようなコメントが多数寄せられている。

そして、次に紹介するのは、同じく2021年に発表された楽曲「First Star」ファーストスターだ。

爽快感と感動が突き抜けるようなロックナンバーで、特にリスナーの間では語り草になっている、唯一無二の熱いメッセージは必聴だ。
2021年12月の東京、新宿でのストリートライブは、この曲で締め括られた。

SNSで寄せられたコメント

「またしても新境地・・!
前回以上の強烈な疾走感です!
奮い立たせる様な語りからのアグレッシブなギターソロは是非ライブで聞いてみたいクライマックスでした!」

そして2022年、6月に発表されたのが
「天赦」てんしゃ

音楽というのは生活や人生と共にあるものだから、世情や世界情勢等が楽曲に与える影響というのも少なくないかもしれない。
基本的には表現したいものや思い、世界観が確固としてあり、世の中の出来事によって、生まれかけた作品が変化したり、どうしても影響を受けざるをえないようなものがあった場合、
さらにより深く、ものごとを多面的に考える機会として捉え、そのうえで
もともとの表現を超えるものを意地でも作り上げる精神が、howlingにはある。

作品を発表する時期を見極め、世の中の動きにもしっかりと対応しつつ自分の軸を失わない。
自分自身の音楽を信じ、続けていく覚悟がないと、これだけの事はできないだろう。

孤高ではあるかもしれないが、
しっかりと世界とは繋がっている。

そして前述の通り、場当たり的ではない、確固とした表現したいものがぶれずにあるから、リスナーを本当に後悔させない場所に、連れていく事ができるのだ。

ストーリーに没頭する事ができ、
その全てに緻密に張り巡らされた
文脈や足跡を辿ることが、すでにエンターテイメントになっている。
それこそが、howling自身も理想とする
最高のソングライターなのだろう。

ここで「ファスト映画」を話題にしたいと思う。

映画の映像を使用して、字幕やナレーションをつけて10分程度にまとめてストーリーを説明したようなものである。

許可をとってないものは良くないだろうが、それを世の中が求めているのであれば、その要求自体を駄目だと単純に切り捨てるものではないだろうし、
これから主流になっていくのかもしれない。

しかし、howlingの表現したいものというのは、ファスト映画とは真逆のものだと言える。

howlingの楽曲には、辞書や検索を使わないとわからないような言葉があったりする。
言葉そのものだけではなく、
本当に楽しむためには聴き手の想像力を使わないと理解できないような曲が多いのではないか。
ただ、無理に想像させるわけではなく、
自然と想像したくなるような作りにはなっている。

もちろん「アサナサナ」という曲のように、大人から子供までたやすく理解できそうな、
比較的わかりやすい言葉や構成で作られた楽曲もある。そんなわかりやすい曲も書けるのだろうが、

howlingの真骨頂は、多面的、多角的な要素を含み、それゆえに多くの人々に寄り添う事ができる反面、ただ一人のパーソナルな部分を掘り下げる事で、まさに自分のための曲だと心から思える楽曲を書ける、その能力だ。

howling自身が子供の頃に、まだ意味がわかってなかったような大人の表現であったり、強く印象に残り、それでいて心惹かれるような難解な表現をしている作品や作者というのは、意味がわからないとしてもそこは問題なく、むしろそこも含めて好きだったという。

そして、それはとてもわかりやすい言葉や表現だけを使った作品よりも、きっと好きだったのだろう。

これからの時代にファスト映画やファスト音楽のような、わかりやすく、タイムパフォーマンスの良い物が主流になるのは仕方ないかもしれないが、それだけになってしまっていいのか。

もちろん、深い味わいのある作品を、よりわかりやすくするための解説やファスト映画、動画というのは現代人によって価値があるものと言えるだろうが、
それだけに慣れてしまったりして、本来の、作り手の表現の行き届いたフルの尺での作品を観なくなったり、聴かなくなったりするのは良くないのではないか。

想定できる具体的な問題点としては、
ファストなものだけに慣れてしまったとして、
深い表現、一度通るだけだとわかりにくいような表現を理解しなくなったり、難しい言葉や漢字を敬遠したり
してしまう世の中ができてしまったとしたら、

howlingの作品に趣があると感じるようなリスナーや、またhowling自身が楽しめるような作品も、これから生まれなくなってしまうのではないかという事だ。

楽曲に想像する余白、行間に想像する余地、余韻の残る歌詞を書く。
3分や4分以内の、サブスクに都合の良い尺の曲が主流だとしても、
表現に必要であれば、ためらいなく楽曲にソロギターもとりいれる。

howlingは自身の楽曲を残すことで、
そんな自分の好きだった文化も残したいという使命感があるに違いない。

howling自身が、そういったロックでないと魅力を感じないのであろう。

タイムパフォーマンスの時代だとしたら、
その流れに関してだけ言えば逆行しているのかもしれない。

しかし、howlingの創り出す全ての作品の一つ一つの表現はしっかりと時代の核心に迫り、
呼応し、流れにそっている。
これからも、彼にとって必要な世界が、
それはおそらく多くの人にとっても有益な世界が、また誕生する。

これからさらに、より多くの人たちに届き、愛される事によって、
永遠に輝き続ける作品として息づいていくに違いない。

前置きが長くなってしまったかもしれないが、
この「天赦」てんしゃという曲は、
曲自体を理解しようとすると、
聴き手の想像にかなり委ねられるような楽曲と言えるだろう。howling本人も、楽曲の世界観そのものについては多くは語っていないようだ。かなりハードでオルタナティブなロックナンバーだ。

SNSでは、

「かつて無いほど壮大な世界観・・!
今の世界に一石を投じるような一曲でした!
最後の「愛してる」に色んな意味が込められてると解釈しました・・」

というコメントや、他にもさまざまな解釈、
感想が寄せられた。

2022年発表作品でもうひと作品あげるとしたら、
「ドッペルゲンガーでも君に会いたい」だろう。
ロックナンバーがオリジナル楽曲を彩るなかで、時おりみせるバラードもhowlingの表現の魅力だ。

howlingの兄がある日howlingに言った
「ドッペルゲンガー」という言葉を使った曲を書いてほしい。
という、なかば大喜利に近いようなお題を、

普段そのようなオファーは受けることはしてこなかった
(表現したい事が自分のなかでまとまっており、アルバム全体の構想や曲数などもほぼ最初から決めているため)howlingではあるが、
アルバム制作中に本人曰く、楽曲が降ってきたため、急遽書き上げた作品。

兄本人からも、何度も感動し、何度も泣いてしまった、という言葉がhowlingのもとに届き、
まさにリスナーが心から自分のための曲だと思える楽曲を、
howlingが書く事ができた事を証明するエピソードの一つとなっている。

これまでのhowling作品は、howling自身を起点とする世界観や目線から生まれた表現だと言うことができると思うが、
この作品では、これまでの私小説的と言えるような世界観を出て、またその作品の表現の新しい扉をあけたとも言えるだろう。

一方で、SNSでは、

「切ない歌詞に切なげに響く歌声がホントに沁みますね 歌詞に共感しすぎて、自分の過去なんかも思い出して泣きました」

というようなコメントも寄せられている。
ただ一人の心に寄り添う事は、また他の誰かの心に寄り添う事でもあるのだ。

2022年中か、2023年になるか、
いよいよhowlingのセカンドアルバムが完成予定だ。

ここで紹介した楽曲も含め、全てが珠玉のナンバーで埋め尽くされた、
そのアルバムを手に入れた人は、howlingの表現、その思いや作品のコンセプトをあますところなく感じ、受けとめる事ができるだろう。

もちろん、サブスクでもほとんどの曲が配信されてはいる。

ただサブスクだけでは得ることができない感覚を、ぜひフィジカルによって体験してほしい。

2020年2月に発売されたhowlingの
1st Album「Off-Road」
(すでに所有している人がレアな存在かもしれない)はライブ会場やhowlingと直接交流できる場所のみで手に入る特別限定品だったが、

前述の通り、2022年が終わる前になるか、もしくは2023年には発表されると思われる予定のセカンドアルバムは、どのような展開があるかも期待したい。

特に、ライブに行くことができなくても
フィジカルを求めるリスナーも今後は満足できるように、オンライン等での販売対応にも注目が集まる。

なお、howlingのライブは2021年12月の東京ライブ以降、行われていなかった(2022年10月現在)が、不定期的に、また突然ストリートライブ等が再開されるのかも、ぜひhowlingの LINE公式に登録して、動向を知っておきたい。

howlingのLINE公式、無料登録はこちら
↓ ↓ ↓
https://swhl.online/sub/orlp-html/ ‎

代表曲「月下 Queen of the Night」

一番の才華 

howling
Webサイト
YouTube
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お問い合わせはこちら
rsj10012@nifty.com

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アーティストSEIJがNew EP 「From harbor 10th Ave.」をリリース

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東京で活動する SEIJ が、約 2 年振りとなる EP「From harbor 10th Ave.」の発売と配信 が決定した。

※MVの公開は07/08より

New EP 「From harbor 10th Ave.」

2024/07/08 発売・配信開始、MV「Cliff」も公開

Linkcore: https://linkco.re/1GXzM4ry
Bandcamp: https://seijmusic.bandcamp.com/music

「From harbor 10th Ave.」
1 Growl
2 Cliff
3 Beefcake
4 Out of this place
5 Waterbird coast

東京で活動する SEIJ が、約 2 年振りとなる EP「From harbor 10th Ave.」の発売と配信 が決定した。
全て自身による作詞、作曲そして MIX まで行っている。前作「Golden butterfly」以上 に多彩なビートアプローチが曲ごとの違う顔を見せる。SEIJ の声による伸びやかなフロウと暖かさや懐かしさを感じさせるメロディーはさらに磨きかかっている。 全曲「SALT FIELD MASTERING」の塩田浩氏によるマスタリング。

楽曲解説

1.Growl
社会の流れと発生する集団的な思想、権力の盲目的な姿勢に抗う。
孤独と絶望の戦いだろうと、自分を鼓舞して
ぶち破ってやろうと意気込んだ曲です。

2.Cliff
過去とそのトラウマによるフラッシュバックへの決別。
依存とその心の弱さ、その成れの果てをしっかり目の当たりにし、それと同じようにはならないようにと自分に誓った曲です。


3.Beefcake
社会におけるヒエラルキー。
そこに生じる主従関係とBDSMの関係を模索してみました。
自身のフェティシズムを織り交ぜ、結果的に自分への怒りが真髄にあると気付いた曲。
ストリップ劇場、ポルノサイトで使ってもらえたら本望です。

4.Out of this place
ありとありゆる生命の力強さと繊細さ。
皆、ひたむきに生と向き合う姿を表現した曲です。日本独特の田園風景を感じてもらえたらと思います。


5.Waterbird coast
生きる上での執着や苦しみ、それらを優しく手放す事にフォーカスしてみました。
亡くなった日本人の父への弔い、今も生きるフィリピン人の母。それに新しく加わった家族と共に未来に希望を持って前進出来たらなという気持ちで作りました。
海洋生物学者であった父の愛した海を感じてもらえたらなと思います。

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ゲーム音楽作曲家・櫻木咲子が新作の楽曲&MVを公開

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作曲家・櫻木咲子(Sakiko Sakuragi)の3作目のシングルとなる「Snow -Opening Act-」が配信開始され、公式チャンネルにてミュージックビデオが公開された。

楽曲は櫻木が4年かけて少しずつ制作したもので、作編曲、造語作成、コーラス歌唱、ミックス、マスタリングなどの全工程を一人で担当した。

ミュージックビデオは標高2,612mの雪山で撮影され、櫻木がディレクション、パフォーマンスを行っている。映像は冬の女王をテーマに作成したオリジナルの童話をイメージしており、物語が英語のテキストで挿入されるかたちで構成されている。

当プロジェクトは櫻木が「自分の頭の中にあるものを形にしたい」という思いで始めたもので、絵コンテ作成から衣装などの準備にもこだわった。当日の撮影はカメラマン2人を含むたった3人で決行。少人数の個人プロジェクトとは思えないほどスケールの大きな仕上がりになっている。

櫻木がミュージックビデオを公開するのはこれで二作目。今後も自分の頭の中にある世界を表現するため、楽曲とともに映像制作を続けていく予定だ。

ゲーム音楽の商業作家でありながら、オンリーワンの作品を創り出していく櫻木の今後の活動にぜひ注目してほしい。

【プロフィール】 

櫻木咲子(Sakiko Sakuragi)

6歳から15年間ピアノを習い、高校からはボーカルや芝居、ミュージカルを学ぶ。

学生時代に“RPGの世界に入りたくて”作曲を開始。その後、数々の人気ゲームへ楽曲を提供している。

楽曲に自らボーカルやコーラスを入れるスタイルを好み、オーケストラやピアノを使った、“映像が目に浮かぶような音楽”が特徴。

将来は、得意の英語をいかして欧米進出を目指している。

・X(旧Twitter)

https://twitter.com/sakuragi_sakiko

YouTube

https://www.youtube.com/@sakikosakuragiofficial

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FooLiGANS “silence” Guitar Play-Through

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L←Saku / R→KAD

ネオミクスチャーロックバンドFooLiGANSが3rd.EP “NEW AGE” からsilenceのGt Play-ThroughをYouTubeにアップロード。silenceの楽曲はイントロからGt.KADの壮大で疾走感溢れるギターリフにGt.Sakuが奏でる美しく流麗なメロディが絶妙にマッチしている。AメロからBメロもFooLiGANSならではのギターリフでニューメタル好きなら必聴なネオミクスチャーサウンドになっている。そこからサビでは一気にメロディアスで疾走感溢れる楽曲になっている。今回は3rd.EP “NEW AGE”からsilenceのGt Play-Throughだが他収録曲もニューメタル、ハードコア、hiphopから影響を受けた楽曲が多いのでご視聴あるのみ!!

3rd.EP “NEW AGE”

LINK CORE

 

1.DOG

2.ジユウ

3.CHAIN

4.silence

FooLiGANS


 

Filmed and Edited– ヤナギサワコウタ (YPKworks)

Twitter

https://twitter.com/ypkworks?s=21&t=My1hK9qtqE7sios-BaOG2Q

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https://www.instagram.com/ypk_works/?hl=ja

 

Audio Engineer– SATOJI / Nyse.S.W 

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Location– Studio Décorer

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#guitar #playthrough #FooLiGANS #フーリガンズ

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