Culture

音楽は私たちの日常にさまざまな影響を与えている

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世の中は音楽で溢れています。

私たちは普段何気なく音楽を聴き、あたりまえの日常として捉えている場合が多く、音楽は知らないうちに私たちの日常にさまざまな影響を与えてくれています。

まずは、皆さまもご利用されている公共交通機関での音楽についてお話していきたいと思います。

公共交通機関での音楽は、毎朝の通勤によるストレスを軽減させる効果があり通勤者の神経を落ち着かせる効果があるそうです。また、電車から出る走行音や車内のアナウンス音、踏切の音などにも集中力アップやリラックス効果があることが判明したそうです。



名鉄電車の音には、集中力アップやリラックスできる効果があるとして注目を集める「1/f ゆらぎ」があることが判明!また、名鉄電車の音で制作した楽曲にも「1/fのゆらぎ」があることが分かった。

音が感情に与える影響は個人個人によって違いますが、音と感情とは互いに関係があると考えられてきました。もともと鉄道の音や人の声、歩く音に「1/fゆらぎ」が含まれていることは想像できましたが、そこからできた楽曲にも、「1/fゆらぎ」があるという分析結果が出たことは驚きでした。

(引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000052562.html)。




まさか電車の音にリラックス効果があるなんて思いもしませんでした。

他にどんな場所で音楽は活用されているのでしょう。

公共交通機関の他に老人ホームや介護施設でも音楽は活用されています。

老人ホームや介護施設では認知症予防に活用されていて脳の活性化や身体機能の維持・向上、リラックス効果などがありリハビリテーションの一環として活用されています。


また、人間だけではなくペットにも音楽の好みがあることが判明し、捨てられた犬と里親を繋ぐサービス「Adoptify(アドプティファイ)」をドイツの動物愛護団体Tierschutzverein München e.V.(ティアシュツファイン・ミュンヘン)とSpotifyが協力しスタートさせ、このサービスによって犬の殺処分問題にも貢献しています。


上記にあげたこと以外にも、私たちの生活に音楽はたくさん活用されています。私たち人間にはもちろん、都市や地域、街、ペットなどさまざまなことに影響を与えています。

これから過ごす日常にどのような音楽が流れていて、どういった影響をもたらしているのか。日常に存在するさまざまな音に耳を傾けてみるのも面白いかもしれません。

私も音楽に携わるひとりの人間として、音楽の力によってなにか一つでも、誰かひとりにでも影響が与えられるように、これからもたくさんの人々の声に耳を傾けていきます。


音楽は常に私たちと共にあります。

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