Culture

世界に影響を与える日本のゲーム音楽の歴史

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日本のゲーム音楽は、1980年代〜1990年代にかけて、世界のカルチャーや現代の音楽シーンを彩る有名なミュージシャンたちに多大な影響を与えてきました。当時、爆発的なブームを起こした「ファミリーコンピューター」がきっかけとなり、ゲーム音楽がよりプレイヤーとの距離を縮めました。

そして1984年には世界初となるゲーム音楽アルバム『ビデオ・ゲーム・ミュージック』がリリースされ、ひとつの音楽ジャンルとして多くの人々から注目を集め、これまでゲームをプレイしているときにしか聞けなかったゲーム音楽が、家庭で聴けるようになりました。

翌年にはゲーム音楽専門のレーベルが立ち上がるなど、ゲーム音楽市場が次々と形成されていきました。

ゲーム音楽の商品的価値や芸術的価値が認知され、演奏会が行われるようになり、ゲーム音楽を鑑賞することが日常的となりました。ロックやジャズ、テクノポップ、クラブミュージック、オーケストラ等、さまざまな形での演奏が行われているそうです。

ゲーム音楽コンサートは,その名の通りゲームで使われた楽曲を演奏するコンサートで,演奏曲を1本のゲームに絞ったものもあれば,複数のタイトルから人気楽曲をピックアップしたオムニバス形式のものもある。

 演奏形態もさまざまで,オーケストラや吹奏楽,和楽器を中心とした演奏会やバンド演奏などなど。演奏形態によって楽曲がアレンジされるのも面白いポイントだ。

(引用:https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20190528048/)

ゲーム音楽コンサートだけではなく、ゲーム音楽を主体とするバンドも増えており、ライブやイベントなどで大きな盛り上がりを見せています。また、ニコニコ動画ではたくさんの人々からのコメントが寄せられ、ネット上でのファンの交流や日本のゲーム音楽の素晴らしさを知るきっかけにもなっています。

また、eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)は世界中でさまざまな大会が開催されていて、市場規模は1000億円を突破しているとの情報もあり、今後さらに伸びていくと予測されています。

ひとつひとつのシーンが「かっこよく」、「激しく」、「感動する」作品になっているのはゲーム音楽があるからだと思います。

ゲーム音楽はその作品を象徴する上でなくてはならないものだと感じます。

そのため、ゲーム音楽の歴史はゲーム機の歴史とも言えます。

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