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ローランドが新製品を発表!電子和太鼓など新モデルが登場

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ローランド株式会社が、自社の新製品を紹介するイベント「Roland/BOSS 2020春 新製品発表会」を2月7日(金)に開催した。このイベントでは、世界初の担ぎ桶スタイルの電子和太鼓やステージピアノ、88鍵盤MIDIコントローラー、ギター・シンセサイザー、ギター・アンプ、電子ドラムなど数多くの新製品がお披露目された。

さまざまな太鼓を演奏できる電子和太鼓「TAIKO-1」

「TAIKO-1」は、桶胴太鼓のほか、定番の長胴太鼓や力強い高音が魅力の締め太鼓、迫力のある大太鼓などを、これ1台で演奏可能。竹バチや雪バチといった撥の違いや複数人で同時に叩いた太鼓の音、チャッパや拍子木などの鳴り物や掛け声、さらに太鼓以外の打楽器や効果音までも内蔵する。和太鼓はたった一つの打面から多彩な音を奏でるが、「TAIKO-1」はそれらも再現。叩く強さによって音量が変化するのはもちろん、V-Drumsで培った打点検出機能により和太鼓と同様に叩く位置によっても音色が変化する。

担ぎ桶スタイルのほか、一般的な台を使用した演奏や、表面と裏面を分離して使用する締太鼓2台での座奏にも対応(左)。音源部の裏面には出力端子を用意。メイン出力はモノラルのフォーン端子、ヘッドホンはステレオミニ(右)。

これまで難しかった太鼓の自宅練習も可能になり、打面には「TAIKO-1」専用に開発された3層構造のメッシュ・ヘッドを採用、自然な叩き心地と静粛性を兼ね備えられている。さらにメトロノームや太鼓練習に欠かせない“地打ち”フレーズも搭載し、再生しながらのソロ・パフォーマンスも可能だ。重さは一般的な担ぎ桶太鼓と同様の約4.5kg。可搬性にもこだわり、打面と音源部、8つのロッドに分解してコンパクトにすることで気軽に持ち運ぶことができるようになっている。

地域や所属団体によって求められる太鼓の音はさまざまだが、「TAIKO-1」ならそうした心配がない。USBメモリー経由でオーディオ・ファイルを取り込んで演奏ができるのだ。自身が所有する太鼓の音を収録して演奏したり、内蔵の音色と取り込んだ音を重ねて新しい音を作ることが可能で表現の幅を広げることができる。

電池駆動可能なのも大きなポイント。単3形充電式ニッケル水素電池8本で約5時間の演奏が楽しめる。BOSS WLシリーズなどのワイヤレス・システムと組み合わせれば、ステージ上を動き回ってのパフォーマンスも可能だ。また、ヘッドホンを使用すれば夜の自宅練習も周りに気兼ねなく行える。Bluetooth機能を備えているので、スマホ内の曲に合わせて練習できるのも見逃せないポイントだ。

新製品の詳細は公式サイトから

https://www.roland.com/jp/



(参考)
ローランド

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