News

必見!アーティスト・イベント支援【新型コロナウイルス感染症拡大に伴うイベントの延期・中止に対する動き】

Published

on

政府の発表により、多くのアーティストのイベントが中止・延期に追い込まれるなか、アーティスト向けのサポートが開始した。

安倍首相は2月26日、総理大臣官邸で行われた第14回新型コロナウイルス感染症対策本部で「政府といたしましては、この1、2週間が感染拡大防止に極めて重要であることを踏まえ、多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等については、大規模な感染リスクがあることを勘案し、今後2週間は、中止、延期又は規模縮小等の対応を要請することといたします」と述べた。

これにより多くのアーティストがライブやイベントの中止・延期を相次いで発表した。アーティストやイベント関係者、イベント会場にまで影響が及んでいる。

アーティストや企業が、やむを得ない事情によって苦渋の決断を強いられるなか、アーティストのサポートに向けて立ち上がる企業も出てきた。


株式会社ペイノア(PayNOAH)


株式会社ペイノア(PayNOAH)は、アーティストやコンテンツホルダーが申請できる経済産業省の「コンテンツグローバル需要創出等促進事業費補助金(J-LOD)」や、国際交流基金等を対象とし、本来は渡航後にもらえる補助金を一部前払いをし、常々アーティスト活動の支援サービスを行っている企業。

2月26日、アーティストへ向けた支援などで実績、信用がある株式会社ペイノアは、新型コロナウイルスの感染拡大によって、イベントのキャンセルをするアーティストに対するサポートを行うことを発表した。

イベントのキャンセルによって生じた費用を振替開催までの期間、最大全額を無償(手数料0円)で前払いし、アーティストの負担を軽減することによりイベント延期の決断を支援するというもの。さらに、このサポートを通じて、一刻も早い新型コロナウイルスの収束に貢献できるように努めるとしている。


<対象者>

新型コロナウイルスが原因で2020年2月15日以降のイベントがキャンセルになったアーティスト/イベンター/プロモーターなど


<支援条件>

・イベントがキャンセルになった経緯を書面で証明が可能な方

・キャンセルに至るまでの券売状況等を書面で証明が可能な方

・キャンセルによって発生した費用(人件費も含む)を書面で証明が可能な方

・次回振替イベントの開催を、PayNOAH主催とし、イベント会場と契約締結できる方

・過去開催したイベントの集客情報を提出できる方


<支援方法>

ペイノアに提出した情報を基に、将来行う振替イベントで発生する売上予想金額を同社基準で審査をし、イベントキャンセルでかかった費用の最大全額を無償(手数料0円)で前払い(金額は審査によって一部〜最大全額が支払われる)。

その後、振替日程でイベントが開催されたタイミングでペイノアが前払いした費用を支払う方式。

申込みはペイノア公式サイトの専用フォームより※「内容」欄に新型コロナウイルス対応の支援希望である旨を記載

https://paynoah.inc/contact/

株式会社ペイノアCEOの小林秀氏は、2月26日の政府によるイベント自粛要請の発表を受け、イベントが次々と中止・延期になっていく中で、いてもたってもいられず構想から24時間でリリースに辿り着いたとしている。

同社の行うサービスの信頼、信用の担保があってこその新たな支援サービスであり、今後もこのような活動により救われるアーティストが増えることに期待が高まっている。


READYFOR株式会社

日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するレディフォー株式会社は、新型コロナウイルスの影響で中止となったイベントを支援するクラウドファンディングプログラム開始を発表した。

本プログラムが適用となったイベントは、目標金額への到達の有無に関わらず集まった資金を受け取ることができるALL-IN方式が適用され、サービス手数料が無料となり決済手数料(5%)のみでクラウドファンディングの実施が可能となる。

<対象イベント>

新型コロナウイルスの影響で中止となり、会場費などの損失が発生したイベント


<支援プログラム内容>

・目標金額への到達の有無に関わらず集まった資金を受け取ることができるALL-IN方式を適用。

・サービスプランは「シンプルプラン( https://readyfor.jp/proposals/intro )」を適用。

・サービス手数料が無料となり決済手数料(5%)のみでのクラウドファンディング実施が可能。


<支援条件>

・主催するイベントが新型コロナウイルスの影響により中止になったこと。

・主催するイベントの中止により会場費等の損失が発生したこと。

・イベントの内容が公序良俗に反しないこと。


<クラウドファンディングページでの記載事項>

・イベントの開催中止により発生した損害額を明記すること。

・保険による損害の補填の有無について明記すること。

・クラウドファンディングで集めた金額はその損害の補填に充てること。

・損害額を超えて支援金が集まった場合の資金使途を明記すること。


<申し込み方法>

下記フォームより

https://redirect.readyfor.jp/covid-19

新型コロナウイルスの感染拡大の収束を待つと同時に、経済的な影響に対する企業のサポートも重要となっている。


(参考)
PayNOAH
新型コロナウイルス対応アーティスト向け緊急支援
READYFOR株式会社

Trending

Copyright © 2019 United Code Limited