Entertainment

韓国出身のプロデューサーNight Tempoとは?

Published

on


・オンラインから生まれたネット音楽アーティスト「Night Tempo」


最初は趣味で始めた音楽制作。オンライン上でネット音楽を配信していき、ミュージックファンの間で瞬く間に人気になったのが、韓国出身の「Night Tempo」である。
彼の音楽ジャンルは独特で幅広く、フューチャー・ファンク、ローファイ・ヒップホップ、
ヴェイパーウェイヴ、シンセウェイヴなど多くのジャンルを手掛けている。


そんな彼は、父親の影響でソウルミュージックやイタロ・ディスコを聴いていたので、欧米のディスコミュージックまでも認知しており、自身でサンプリングを行っていた。
今では大人気で、フジロックなどにも出演するほどになっている彼だが、最初は全く別の仕事をしており、音楽はあくまで趣味で職業にするのは考えられないという現実的な考えだったようだ。しかし、音楽の知識は、群を抜いており、サンプリングのセンスもとても光るものがあり、周りが彼を放ってはおかなかった。

・初期作品はDaft Punkをサンプリング


当初のNight Tempoは、Daft Punkが好きで、Daft Punkのサンプリングがメイン。だが、角松敏生のような音楽も好みだったようで、それなら自分で混ぜてしまおうと考え、もしもDaft Punkと角松敏生が一緒に音楽を作ったら、どんな音楽ができるのかを考えた結果、フューチャー・ファンクが生まれた。

※フューチャー・ファンクとは?

日本語が死滅した「未来」からやってきたかも知れない謎の無法音楽「Future Funk」海外ではトレンドのジャンル。主に80年代のAOR系音源を、アッパーなリズム補強+フィルター+乱暴にエディットした感じのもの。
(参照)Future Funk Japaaan



・現在は昭和歌謡をサンプリング


韓国出身のプロデューサーNight Tempoだが、実は日本の80’Sアニメが大好きで、アイドル歌謡曲のサンプリングなども行っている。そのような点からも、幅広い音楽を作れる人になりたいという想いが伝わってくる。日本の音楽シーンは、閉じていて、もはやガラパゴス化しており、K-POPの方が世界的にも浸透している。海外で人気の日本の音楽は、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅなど、ほんの一部。もしくはゲームやアニメになってくる。
日本の音楽を愛しているNight Tempoはもっと海外に向けて、日本の音楽を広めていきたいと活動の幅を広げていった。


現在、Night Tempoが提唱している「昭和グルーヴ」は、シティポップというジャンルで海外の音楽好きのハートをキャッチしている。「昭和グルーヴ」は、日本の昭和アイドルなども
サンプリングしているので、子どもから大人まで楽しめる音楽で、家族のコミュニケーションにも影響を与える。沈み気味なニュースが多いからこそ、「昭和グルーヴ」のアッパーで未来的な尖ったグルーヴが必要なのである。



「昭和グルーヴ」最新作はBaBe。

『BaBe – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』

BaBe – Give Me Up (Night Tempo Showa Groove Mix) taken from 『BaBe–Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』


BaBe – I Don’t Know! (Night Tempo Showa Groove Mix) taken from『BaBe – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』

Trending

Copyright © 2019 United Code Limited