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ネットの海を泳ぐ音

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・ネットの海を泳ぐ音

Night Candy feat.ねんね(Official Video)
SNSで繋がる音楽。若者達が求めている音楽が、YouTubeやTwitterなどで溢れている。誰でもパソコン1台もしくはスマートフォン1台あれば、曲が作れてしまう時代がとうとうやってきてしまっていた。
プロとアマチュアの境目はよりわかりづらく、複雑になってきている。数字が増えれば、プロもアマチュアも関係ないと思わせる現代は、ミュージシャンや楽曲制作側にとっては、チャンスでもありピンチでもあるのだ。
ITやテクノロジーの発達により、1秒1秒がとても早く動いていく、今この瞬間にも誰かが何かを作って発信している。次に注目されるのはあなたの音楽かも知れないということである。現代の若い世代のクリエイターやミュージシャンには、そのような焦りと期待の入り混じった感覚に陥ることが多いのかも知れない。1分が命取りというのはまさにこのことである。


・ネットを通じて世界に届く世界

くじら – アルカホリック・ランデヴー (2020 ver.) self cover
今にもいい音楽を作れる人が出てきて、クリックひとつで発信してしまえば、全世界の人が見られる状況になるのだからすごい。そんな中、Twitterでもたくさんのクリエイターやミュージシャンが排出されている。彼らはあまりライブなどは行わないが、YouTubeやApple Music、Spotifyなどで音楽配信を行い、独自の世界観を配信している。


・リツイートや拡散によって広がる音楽の輪

水槽 – SLEEP WITH SHEEP (feat. Ado)
さらにその独特な世界観にネット上から多くのファンが生まれ、その耳に届いているのだから不思議。私たちが現実世界で体感している口コミとは別に、ネット上で生まれる口コミ(いわゆるリツイートや拡散)などによって、たくさんの人に愛される音楽に変わっていく。
彼らはたぶん自宅で黙々と楽曲制作を行っている。多くの人に届く瞬間に音がモノクロから鮮やかに色づいていく。

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