楽器1つでどんな音でも奏でることができるミュージシャンが集うクリエイターチーム、レーベル『origami PRODUCTIONS』は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によりライブが出来ず収入が当面見込めないなどのアーティストに向けて楽曲を無償提供する「origami Home Sessions」 以前Newsでも取り上げたこちらの企画。さらに掘り下げ参加方法と参加作品の紹介します。
origami PRODUCTIONS
『1枚の紙でなんでもできるオリガミのように、楽器1つでどんな音でも奏でることができるミュージシャンが集うクリエイターチーム、レーベル。 Ovall、Kan Sano、Michael Kaneko、Hiro-a-key、Shingo Suzuki、関口シンゴ、mabanua、Nenashiが所属。 2007年に東京で産声をあげ、常に“音の鳴る方へ”と歩み続け、今に至る。 渋谷のアンダーグラウンドで盛り上がっていたジャズ、ソウル、ヒップホップを軸としたジャムセッションムーブメントを世界中の音楽ファンに届けるべくスタートしたが、現在はより自由な表現を追い求め、ジャンルレスでボーダレスなスタイルで活動の幅を広げている。 所属アーティストは国内外での大型フェスの常連であると同時に、映画・ドラマ・アニメやCM音楽の制作、また世界中のアーティストをプロデュース、リミックス、演奏などでサポートしている。』(引用 http://ori-gami.com/about/ )
origami Home Sessionsとは
origami PRODUCTIONS のアーティストであるShingo Suzuki、mabanua、Kan Sano、関口シンゴ、Michael Kaneko はインストトラック、Hiro-a-keyはシンガーとしてアカペラをネットに公表。 楽曲はもちろん試聴可能でそのままの楽曲を楽しむこともできます。 これらの楽曲のパラデータ、ステムデータもダウンロード可能となっており、 そのまま使う、構成を変える、サンプリングするなどして、ラップや歌を乗せたり、楽器を足すなどして自由にコラボが出来楽しめます。アレンジなどの勉強をしている方もにも非常に役立つと思うので、外出自粛のこの時を使い技術を磨くのも良いのでは。 そしてこの企画の凄いのは、その楽曲はネットにアップしても、CDやストリーミングで販売してもOKというところ。つまりorigamiアーティストへの利益還元は必要なく、リリースしたアーティストの皆さんへ100%提供するとういう企画というところ。
『私達ももちろん楽曲をリリースしたり、ライブをやって収入を得る側にいますが、プロデュースや楽曲提供などで収益を得ることもできます。 つまり私達は普段からアーティストやレーベルの皆さんに生活を支えていただいている立場でもあります。 だから今は、ライブができないと困ってしまう仲間を助けるときだと思っています。 音楽ファンの方々も同じ曲で色々な歌、ラップ、楽器などのヴァージョンがどんどんリリースされたら自宅で楽しむ事ができます。些細なことですが少しでも盛り上がってくれればと思います。 地球上全員で、共にこの危機を乗り越え、またライブ会場でお会いできる日が来るよう心より願っております。 origami PRODUCTIONS アーティスト、スタッフ一同』( 引用origami Home Sessions )
そして様々なアーティストが「origami Home Sessions」に参加、素敵なコラボを次々と配信されています。
origami Home Sessions使用方法
下記ガイドラインをご確認の上、楽曲制作、リリースをお願いいたします。
1. 可能な限りコラボ表記を入れてください。 feat. mabanua Prod. by Shingo Suzuki with Kan Sano など表記方法はお任せします。 2. SNSで拡散させる際は ハッシュタグ #origamiHomeSessions #アーティスト名 #origamiPRODUCTIONS を入れてください。 3. リリースの際はJASRACなど著作権団体への登録は避けてください。 同じ楽曲が多数登録されてしまうことになってしまうので、ご協力ください。 ( 作詞などをご登録したい場合は、同じ歌詞を別曲に乗せて登録するなどご対応いただければと思います )
White Teeth Donation
また、origami PRODUCTIONSのCEO対馬芳昭氏が、音楽関係者に向けたドネーション(寄付)「White Teeth Donation」を立ち上げたことも話題になっています。 「White Teeth Donation」は、対馬氏の自己資金を音楽シーンに寄付することで、「レーベル所属のアーティストに対してではなく、自分たちのいるフィールド(畑)を耕す」ことを目的としたドネーション。 その額はなんと2000万円。 『今必要なのは音楽仲間の目の前の生活を守る事、そしてこれを切り抜けた先の日本の音楽シーンをより良いものにしていく事。この2つを同時に考える事が重要』とし、『 外に出ず家にいる事が今最大の防御であり、他人を守る手段です。みなさんが安心して家にいるためにできる事をします。』と述べており、何よりも音楽家を守ることを一番に考えている。そしてそれが音楽業界を守り良くしていくとしています。
音楽家を守る『#STAYMUSIC』 はorigami PRODUCTIONSからご賛同いただいてます。