まず、2日間で約11万人を動員し、静岡県浜松市のアウトドア施設「渚園」で開催された『ONE OK ROCK 2016 SPECIAL LIVE IN NAGISAEN』。視聴する前に是非チェックして欲しいのは『Taking Off』のMV。野外ならではの臨場感が味わえるはずです。また、映像編集に躍動感があり、ライブの魅力がより伝わってきます。
『ONE OK ROCK 2017 “Ambitions” JAPAN TOUR』。このMVでは時折り湧き上がる観客とのシンガロングから一体感を感じられます。ボーカルTakaの熱いMCも入っており、感極まる気持ちが伝わってきます。
30万人を動員した『ONE OK ROCK 2018 AMBITIONS JAPAN DOME TOUR』は、全国4大ドームツアーの中から東京ドーム公演が収録されています。楽曲もさることながら、観客のリアルな声や息づかいが鮮明に伝わってくることからもライブの雰囲気をはっきりと感じ取ることができるでしょう。
『ONE OK ROCK with Orchestra Japan Tour 2018』は大阪城ホールで総勢53人のオーケストラを加えて開催したスペシャルライブ。激しいロックサウンドが特徴なONE OK ROCKですが、オーケストラが加わっていることにより普段とは違った表情を見せています。いつもとは一味違うワンオクを体感できるでしょう。
そしてなんと、つい先日まで行われていた『ONE OK ROCK 2019 – 2020 “Eye of the Storm” JAPAN TOUR』が早くも放送決定。昨年9月に始まったツアーで、最新の9thアルバム『Eye of the Storm』を中心に、これまでの楽曲が交わるセットリストは必見。ライブの様子が分かる動画はなかったので割愛していますが、ファンにとってこの放送は待ち遠しいのではないでしょうか。こんなにも早く映像化し放送するというのには、何か「理由」があるように思ってしまいます。
特集番組が連続で見られる大チャンス!
ONE OK ROCKのライブ映像を3ヵ月連続で観られるというのは、ファンにとって贅沢な時間になるに違いありません。多くのメディアやSNSでも、この放送が大きく取り上げられており、ワンオク人気が窺えます。しかし、ここでもう一歩踏み込んで考えてみると、あることに気が付きました。それは、4月から始まるアジアツアーの存在です。この放送はアジアツアーに備えて、ファンのテンションを上げていこうという意図があるように感じられました。
そこで、アジア圏でのONE OK ROCKの人気を調べると、台湾の音楽配信サービスであるKKBOXの独自チャート『Japanese Artist Hits in Asia 2015』によれば、台湾、香港、タイ、マレーシアでの再生数が1位を獲得したことが分かりました。なお、チャートの上位にはAKB48、浜崎あゆみ、西野カナ、いきものがかかりなど名だたるJ-POPアーティストが並び、これらを抑えた圧倒的な人気と言えるでしょう。
国内だけにとどまらず、海外での活動も積極的に行い、世界レベルのロックバンドへと進化しているONE OK ROCK。過去にもアジア圏でライブをしていますが、今回のアジアツアーでワンオク人気を不動のものとするかもしれません。もしも、この放送がアジア圏でのさらなる人気獲得への布石だとすれば、ファンはもちろん放送を観ながら応援したくなるのではないでしょうか。
番組情報
『ONE OK ROCK with Orchestra Japan Tour 2018』:2020年3月放送予定
『ONE OK ROCK 2019 – 2020 “Eye of the Storm” JAPAN TOUR』:2020年4月放送予定
『ONE OK ROCK 2018 AMBITIONS JAPAN DOME TOUR』:2020年5月放送予定
『ONE OK ROCK 2017 “Ambitions” JAPAN TOUR』:2020年5月放送予定
『ONE OK ROCK 2016 SPECIAL LIVE IN NAGISAEN』:2020年5月放送予定
ONE OK ROCK「ONE OK ROCK EYE OF THE STORM ASIA TOUR 2020」