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最新テクノロジーで音楽はどう変わる?大胆予想してみた!

tsubasa

最新テクノロジーを活用すると音楽はどのように変わるのでしょうか?



近年、機械学習の分野が注目を浴び、盛んに研究が行われています。機械学習とは「入力したサンプルデータをコンピュータに解析させてそこから規則性を見出す技術」のことです。

この技術を音楽に適用することで、既存の曲のパターンを学習し、それをもとに新しく曲を作ることが可能になります。

古典音楽の作曲家であるバッハやモーツァルト、ベートーヴェンから現代のヒットメーカー米津玄師の楽曲に至るまで、人類は十分な量のデータセットを持っています。

これらの曲をあらかじめ「楽しい」、「悲しい」、「盛り上がる」というようにラベル付けしておくなどすれば、その時々の気分に合わせた曲をコンピュータが即興で作曲することも考えられます。

また、バーチャルYouTuberの活躍やVR動画の登場が示唆する通り、映像技術も進歩しています。音楽ライブやコンサートをその場にいるかのような臨場感で楽しむことも、これからは一般的になっていくでしょう。今後、もっと技術が進歩すれば、AIの作った楽曲をバーチャル歌手が歌い、自宅にいながらそのライブを360度好きな角度から楽しめる時代が来るかもしれません。

また別の話題として、昨年の3月には”練習しないで弾ける楽器”である「sonogenic SHS-500」がYAMAHAから発売されました。「スマートフォンと接続して、好きな楽曲をかけながら鍵盤を押せば、自動で最適な和音が鳴ってセッションできる」という製品です。このような製品の誕生を機に、楽器もまだまだ新しい方向へ発展していく余地があるといえるでしょう。

さらに、IoTの発展や5Gの普及によって、いつでもどこでも高速で音楽データやサウンドセットを入手できるようになり、その場にいる人たちが楽器、あるいは楽器の代わりとして小型の端末などでセッションを楽しめるようになることも考えられます。

これらのことからも窺えるように、楽器を演奏するのが苦手な人でも気軽に演奏を楽しめたり、多様な形態で音楽を聴くことができ、さらには体感もできる時代になるのではないでしょうか。最新テクノロジーは音楽に対する敷居を下げる役割を果たすことでしょう。

VRやハプティクス(脳を騙す触覚技術)が今よりもっと発達進歩し、楽器の疑似体験が可能になると、音楽教育の現場などでアンサンブルや専門的な学習に役立つのではないでしょうか。
音楽と最新テクノロジーが融合することは、まだ発展の途中で今後が楽しみです。

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AIは人間の表現力を超えられるのか?

United Code


昨年の9月29日、NHKスペシャル「AIでよみがえる美空ひばり」が放送された。


YAMAHAが開発した歌声合成技術「VOCALOID:AI(ボーカロイド:エーアイ)」に過去の映像や楽曲を学習させ、テクノロジーの力で故人である美空ひばりを蘇らせたのである。

この技術の開発は、2000年代日本の音楽シーンに新たなジャンルを生み出したとも言えるだろう。

ボーカロイドと言えばバーチャルアイドルの初音ミクや、当時「ハチ」という名義でニコニコ動画で活動していた米津玄師などが有名だが、VOCALOID: AIとは一体何者なのか?

VOCALOID:AIは、ボーカロイドに人工知能を活用した合成音声技術。対象となる声のサンプル提供者の特徴や音色、歌いまわしなどの特徴を、ディープラーニング(AIが分析を行う際に自己学習し判断ポイントをAI自らが推測する技術)の活用により、これまでより精巧な表現が可能になったという。

筆者自身もこれまでさまざまなボーカロイドを使用した楽曲や、実際に小林幸子の声を元に制作されたボーカロイドを使用した楽曲を聴いたことがあるが、そのイメージのままでこの美空ひばりAIを聴いたところ、あまりのクオリティの高さに驚いた。

何も知らない人が無意識に聞いていれば本人と錯覚してしまうのではないのだろうか?

世界中でAIの研究が進んでいく中、ディープラーニングの活用によって人間を超えた能力を持つ特化型人工知能が次々と生まれている。

さまざまな懸念が囁かれる中で、果たしてAIが人間の表現力を超越する時が来るのだろうか?

人間の表現に関してYAMAHAは次のような見解のもとVOCALOID:AIを開発した目的を語っている。




今、世の中では漠然と「AI=人の仕事を奪い去る脅威」と捉えられがちな現実があります。しかし、ひとたび人間に備わった創作への情熱の延長線上にある「表現」という観点に立って考えたときに、AIは人の心を揺さぶる何かを自発的に生み出すことはできるのでしょうか?

それは難しいことかもしれません。なぜならば、AI単体が膨大に蓄積されたデータを機械的に学習しただけで生まれる成果物を「表現」と呼ぶには、あと一歩というところで及びません。

そんな未完成な表現から人の心を動かす「表現」に到達するため、ヤマハ独自のAI技術に志を持つ人たちが向き合いました。VOCALOID:AI™を通じたヤマハの挑戦は、AIという最新技術を感性を携えた人間が活用することで、過去には実現しえなかった新たな「表現」を世に送り出していくことです。

(引用:https://www.yamaha.com/ja/about/ai/vocaloid_ai/)




上記にある通り、人間がAIを活用し新たな表現を生み出すことを目的としているVOCALOID:AI。

クリエイティブの分野では作品を作り上げるまでのドラマや、作者自身の個性など複雑な要因が絡み合い、さまざまな判断が必要になるため、現在ではAIが発展しても完全にAIが代替する可能性は低いとされている。

つまり、AIを活用することで人間のクリエイティビティの向上や新たな表現方法としての可能性を目指しているのだ。

音楽的表現の幅を広げ、新たなシーンとして確率してきたボーカロイドだが、AI技術との融合によってさらに人間に近い表現が可能となった。

大きな可能性を潜めたこのテクノロジーは未来の音楽シーンにどのような影響を与え、アーティストたちに活用されていくのか、今後のシーンの動きに注目していきたいと思う。


前田 昂道

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TikTok運営会社の音楽アプリ『Resso』はSpotifyのライバルとなるのか

美音子
mineko


2019年11月、アメリカの調査企業Sensor Tower(センサー・タワー)はTikTokの総ダウンロード数が15億に達したと発表した。
TikTokといえば、中国のテクノロジー企業ByteDance(バイトダンス)社が運営する、世界有数のスマートフォン向け動画共有アプリ。


Apple MusicやSpotifyなどの音楽に特化したサービスとは異なり、TikTokはあくまで動画共有アプリとして知名度を上げてきたが、2019年のビルボードランキング上位に名を連ねたAshnikko(アシュニコ)やBlanco Brown(ブランコ・ブラウン)などはTikTokでの投稿動画が話題を呼び、世界的な人気アーティストにまで上り詰めた。


アメリカのラッパーLil Nas X(リル・ナズ・X)の「Old Town Road」がTikTokでのバイラルヒットをきっかけとし、YouTubeでのMV公開からわずか数カ月で4億回再生を突破、また、ビルボード・ホット100で史上初の19週連続1位に君臨し、のちに年間最優秀楽曲賞を含む2つのMTVビデオミュージックアワードを獲得したのも記憶に新しい。


このようにTikTokへの投稿動画がムーヴメントの火付け役となり、その後にApple MusicやSpotifyでのストリーミング配信がされるという図式がこれまでのセオリーであったが、ByteDance社は試験的にインドとインドネシアでオリジナルの音楽ストリーミング配信アプリ『Resso』をリリースしており、近くグローバル展開に乗り出すと言われている。


『Resso』はTikTokアカウントとリンクし、フォロワーとのコンテンツ共有も可能で、UIデザインも似ていることから操作性にも優れている。

また、特徴的な機能としては、楽曲のダウンロードやプレイリストの作成に加え、リアルタイムでの歌詞の表示、楽曲を使用したGIFや動画の作成、共有などがある。


TikTokのダウンロード数が15億を超えていることや、アメリカやヨーロッパだけではなく、中国をはじめとしたアジアにも市場を置いていることから、多くのユーザー獲得が予想され、今後はSpotifyなどの強力なライバルになるとされている。


日本国内でのリリース時期や価格は未定だが、かねてからTikTokユーザーの中では「音楽ストリーミング配信」を希望する声は多く、一足先にインドとインドネシアでリリースされたことで、さらなる期待が高まっている。

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体の動きで演奏できる新生代楽器アプリケーションKAGURA

yuxxo

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バンドでの生演奏が主流だった日本。だが、ここ数年でテクノロジーの進化により、新しい音楽が生まれている。何にも触れずに体を動かすことで、音楽を奏でられる『KAGURA』という楽器があるのはご存知だろうか?

KAGURAは、パソコンとカメラだけを使い、体を動かすことで、パフォーマンスしながら音を奏でられる新時代楽器アプリケーション。
驚くほど簡単に演奏できるので、音楽好きな人からプロのミュージシャンまで、幅広い層で演奏をすることができる。

開発したのは、福岡にある『株式会社しくみデザイン』。

「すごい」は一度だけ、「楽しい」は何度でもというコンセプトをもとに、みんなが思わず笑顔になる“しくみ”をデザインしている。
とにかく子供から大人まで、誰でも簡単に音楽が奏でられ、笑顔になれる、夢のようなテクノロジーを使った楽器がKAGURAなのである。


・KAGURAの世界的な受賞履歴

・米インテル主催 世界的な技術コンテスト

「Intel(R) Perceptual Computing Challenge」グランプリ受賞

・最先端音楽スタートアップ・コンペティション

「Sonar+D Startup Competition 2016」 グランプリ受賞


KAGURAは、音楽を楽しむ新時代楽器アプリケーションとして世界中の人々がプレイヤーとして使用している。

福岡市役所前広場で開催された「The Creators」でも、パフォーマンスを披露。


・KAGURAの性能は?
パソコンのカメラからの画像をリアルタイムに解析し、センサーにより、何にも触れずに体の動きで音楽を奏でることができる。
また、KAGURAのソフトには、KAGURA公式HPから簡単にダウンロードでき、Windouws/Mac両対応で、即時に利用することが可能。

・KAGURAの選べる2種類のソフト
1. KAGURA Pro(54,900円)
KAGURA Proは、 アーティストのパフォーマンスツールとしての利用も可能。機能も充実しており、プロ向けのソフトになっている。MIDIにも対応しており、より幅の広い音楽制作が可能となっている。新機能アップデートも可能で、プレミアムサポートも充実している。

※14日間の無料体験版あり

2. KAGURA Solo(9,800円)
KAGURA Soloは、個人利用限定のソフト。KAGURA Proと同様に画像処理で体の動きを認識し、音楽に変換することができる。KAGURAのコア機能にフォーカスし、音楽制作をより手軽に実現することが可能となっている。物足りなくなったら、いつでもProライセンスにアップグレードも可能。


さまざまなジャンルの音楽セットが用意されておりリストの中から好きな画像と音の素材を組み合わせ、スクリーン上で音楽を演奏することができる。ドラッグ&ドロップによる直感的な操作が可能。

また、オリジナリティを出したいようであれば、自作の画像や音声ファイルを取り込み、演奏することも可能なので、プロのアーティストがステージでのパフォーマンスに使うこともできる。実際に数々のアーティストやダンサーがプロモーションやパフォーマンスに参加している。

DANCERs perform KAGURA

KAGURAのプロモーション動画では、音楽とダンスが見事にマッチした演出でスタイリッシュな仕上がりになっている。

KAGURA×KAO=S

KAGURA Proを使えば、このようにオリジナル楽曲に合わせパフォーマンスすることもできる。
プロ志向のアーティストであればKAGURA Proで、音楽を個人で始めたい場合はKAGURA Soloで楽しむことができる。また、英語版にも対応している。

世界中の人たちが音楽で繋がれる新時代楽器アプリケーションKAGURA。
今後、どのようなパフォーマンスを見ることができるのか期待が高まる。


KAGURA 公式HP

https://www.kagura.cc/jp/

株式会社しくみデザイン

https://www.shikumi.co.jp/

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