総合格闘技RIZINやアジア最大のファッションショーなど数々のイベントの音楽監督を担当して来たコンポーザーであるUnited Code Limited(以後UC)代表佐伯をはじめ、UC関連の音楽のプロフェッショナルが機材レビューいたします!
インタビュアーは私、UCの木浪が担当、お送り致します。
第1回はM-Audioさんのオーディオインターフェース「AIR192」をUC代表佐伯と共にレビューしていきたいと思います!
佐伯 栄一
2006年単身渡英し音楽活動を本格的に開始。 海外でのフィルムワーク、ファッションショーなどの音楽を担当。 資生堂IBUKI(アメリカ、ヨーロッパ)などのTVCMや日本テレビ開局60周年舞台真田十勇士の音楽、PlayStation Award2012 、総合格闘技RIZINなどの音楽を担当。 2016年にはノンバーバルの舞台「Infinity」と「GIFT」の音楽監督を務める。またメジャーアーティストへの楽曲提供、アレンジ、音楽制作チームLCA Creative Service名義での活動やアーティスト名義のPBJとしての活動など最先端のトラックメイカーとして日本、そして世界を視野に様々な活動に手を伸ばしている。 最近では多様なスタイルのオファーも多く、積極的に活動の場を広げている。 エンターテイメント性の高い音楽を追求する、時代の最先端をゆく音楽家の一人である。
M-AUDIO AIR 192 | 6
AIR 192|6 はシンプルな操作で24bit/192kHzスタジオクオリティのレコーディングができるオーディオインターフェースです。金属製ボディに大型ボリュームノブを装備、M-Audio Crystal™プリアンプと高精度A/Dコンバーターにより優れたサウンドクオリティを実現。 入力端子はXLR&1/4インチ TRSコンボ入力 x2、2系統の1/4インチインストゥルメント入力はギターやベースを直接入力できます。出力端子は1/4インチステレオメイン出力。ヘッドフォン出力はレイテンシーのないモニタリングで独立したレベルの調整が可能です。 また、 Mac / PC接続用の2本のUSBケーブル(A to C/C to C)を付属します。AIR 192|6はプロフェッショナルなオーディオ性能、高い操作性、充実したAIRシリーズのソフトを備え、さまざまなレコーディングセッションに対応できる高性能なオーディオインターフェイスです。
スペック詳細はこちらからhttp://m-audio.jp/air192_6/
まずそもそもなんですが、オーディオインターフェースって何ですか?
オーディオインターフェースっていうのは、簡単にいうとアナログ信号をデジタル信号に、逆もまた然りで、信号を変換してくれるデバイスで、DTMをする上で必須のものだね。
ありがとうございます!!それでは気を取り直して、今回M-Audioさんの「AIR192|6」のレビューに参ります!
1. 音のクオリティ、印象、別機材との比較
この価格でこのレコーディングクオリティ、ローレイテンシー、音のクオリティーは驚異的だと思う。見た目も黒光りしていてかっこいい(笑)。 入力の数も申し分ないからDTMをこれから初めるユーザーやパソコンとオーディオインターフェースにつないで音を出したい方には最良のインターフェースだと思う。ワンタッチでミュートをすることができないなど細かい気になる部分はあるが申し分ない。 また電源もバスパワーで動くことも素晴らしくモバイルでデスクトップPCと一緒に持ち運んでフィールドレコーディングなどにも適してると思う。 この価格でこのクオリティーにただ驚くばかり。
2. レイテンシーの低さ、レイテンシーなし入力のダイレクトモニターのミックスコントロールの特徴と感想。
低レイテンシーというおすすめポイントに関してはどうですか?
レイテンシーの低さというものがオーディオインターフェースにとってかなり重要な要素になる中でとても優秀だと思う。ダイレクト入力と切り替えることができることもいいアイデアだと思う。つまみを回してどういうふうに切りかわるのかと思ったがフェードがかかるように自然と切り替わるのも細かいところだがとてもいい。
ダイレクト入力でモニターできることによってレイテンシーなしでのモニタリングが可能なんですね!
3. 堅牢な金属製ボディ、操作のしやすい大型のボリュームノブの使いやすさや見た目について
重厚感のある金属製のボディと、インパクトのある大きなノブが印象的ですが、そちらについてもお聞きしたいです!
黒光りしていてまずかっこいい。ロックを感じる(笑)。つまみの操作感って毎日作業で触れる機材ではとてもやる気に反映すると個人的に思ってるんだけどゴツゴツしていてロック系のエフェクターのつまみっぽくてとても好感が持てる。自分はロック系ではないけど。。。何系とかではないけど。。。強いていうなら天才系だけど。。。
4. 値段観。サウンドハウスで税込14,520円
もうこれが素晴らしくてどうやってこの値段設定にしたのかわからない。。。 この値段設定で手に入るのならうまい棒も高く感じる今日この頃。。。最近寒かったり暖ったりの毎日でふとそんなことを感じる。
コスパ最強ってことですね!(佐伯さんが遠い目をしている…)
5.まとめ
今回紹介させていただいたM-Audioさんのオーディオインターフェース「AIR 192|6」ですが、これからDTMを始める方、PCと持ち運びをする方で、コスパの良いオーディオインターフェースをお探しであれば是非チェックしていただきたいと思います。 重厚感のあるボディやエフェクターライクな見た目も、制作に置ける意欲向上に繋がるかも?
今回機材提供などでご協力いただいたinMusic Japan株式会社様。 誠にありがとうございました!
inMusic Japan inMusic Japan(インミュージックジャパン)は、アメリカに本社を置くinMusic Brands Inc.の日本支社で、音楽制作、プロフェッショナル・オーディオ、DJ、PAなどの分野でイノベーションを起こす以下のブランドの製品の国内販売・サポートを行っております。