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Entertainment

mushream(マシュリーム)デビューCD内容発表

United Code

女性アーティストユニットmushreamのデビューシングルの内容がOfiicial HPより情報が発表された。

mushreamが、遂にデビューシングル『GENESIS』を完成させた。
今作は、ダンスミュージックやベース・ミュージックなどの要素を包括しつつ、メンバーのボーカルを巧みにフィーチャーした、新たなダンスミュージックともいうべきmushreamサウンドが誕生。

世界のスタンダードなポップスを予感させる傑作のシングル が完成した。
シングルには、エキゾチックで中東を彷彿とさせJ-POPという概念をも覆す新しい音楽性の「CUZ」や、軽快なビートとノリの良さに力強いメッセージ力を持つ盛り上がること必然のメインソング「UP&DOWN」、彼女たちのまた違った一面を覗かせる美しいミドルバラードの「ALWAYS」含む、全3曲を収録。

豪華盤は、写真集仕様(豪華版QRコード付き)、CD販売に対する問題提議の無音版CDを予定している。

2021.03.24 OUT!
mushream
Debut Single
『GENESIS』
01.CUZ
02.UP&DOWN
03.ALWAYS

■豪華盤:BMTCD-002 / ¥1,800(税別)
店舗限定販売、ブックレット写真集、ダウンロード写真集、限定デザインジャケット

■通常盤:BMTCD-001 / ¥1,800(税別)

■配信:配信用ジャケット

【参考】
Ofiicial HP:https://mushream.com

Entertainment

80s,90sをイメージしたメロディのポップでエレクトロニックなコラボ Yun*chi+宝生久弥 / FEEL

United Code

2022年10月19日デジタルリリース

11月にデビュー10周年を迎え全国ツアーも開催するYun*chiと 15周年イヤー中のレーベルScapeRec,Tokyoを主宰する宝生久弥のコラボ! CoサウンドデザインにインドネシアのHMGNCのグラハディアが参加 10/22@下北沢ERAでYun*chi with HOJO HISAYA BANDのライヴも決定
作品概要

デビュー10周年記念のベストアルバムのリリースやワンマンツアーも決定した、ポップスとアニソンからクリエティ ブ・シーンまでを繋ぐシンガーYun*chiと、タイ、インドネシアの電子音楽アーティストとのコラボレーションから有 名企業のテーマ曲、CM曲や展覧会BGMを担当する電子音楽家 宝生久弥によるポップでエレクトロニックなコラボレー ション曲がリリース!ジャケット・アートワークは昨年Yun*chiとライヴでコラボレーションをし、近年のスケープ レック作品、イベントのアートワーク、デザインを担当するリキッドライト・アーティストKuriko Tsuchiyaが担当。


収録楽曲

1. FEEL (4:39)



Yun*chi (ユンチ) プロフィール

2012年11月のメジャーデビューミニアルバム「Yun*chi」が「ミュージッ ク・ ジャケット大賞2013」にて「大賞」を受賞。オリエンタルなルックスを活か し、JulieWataiの作品集「はーどうぇあ・がーるず」に被写体として参加、「ち んかめ」「ヤングキング」などモデルとしても活動している。2013年、2014年 とロンドンで開催された「HYPER JAPAN」、アメリカ・テキサスにて開催され た世界最大のビジネスとコンテンツの祭典「SXSW2016」への出演を始め、ミャ ンマー、ジャカルタ、NY、マレーシア、台湾など、世界のステージを魅了。 TV アニメ「ログ・ホライズン」エンディング・テーマやTVアニメ「うーさーのそ の日暮らし 夢幻編」主題歌も担当。アーティスト名についている 記号 「Asterisk」は「小さな星」という意味を持つ。


宝生久弥 / Hisaya Hojo プロフィール

岩手県盛岡市出身 電子音楽家・作曲家でDJ。電子音楽レーベルScapeRec,Tokyo主 宰。 代表作品に三菱地所『大手町カフェ』、東京ミレナリオ 『Snow Mail』、100万人のキャンドルナイ『candlescape』、 愛・地球博2005『地球回廊』等、数々の企業、団体のテーマ音 楽、BGM、音楽プロデュースを担当。音楽を担当した大手町カ フェがグッドデザイン賞の金賞を受賞。SnowMailが文化庁メ ディア芸術祭にて審査委員会推薦作品に選定。LIVE、DJも行って おりキャンドルナイト・イベント『夏至フェス@代々木公園野 外音楽堂』など数々のイベントに出演。

2019年音楽プロダクションUnited Code Limitedと業務提携。2020年にリリースしたNostal -Asia (2020Remaster)がiTunes Store エレクトロニック トップアルバム7位にランクイン。2022年HOJO HISAYA BAND として初のツアーを開催。音楽活動、創作活動の一貫したテーマは「生命力」。

アーティスト: Yun*chi+宝生久弥 (ユンチプラスホウジョウヒサヤ)
タイトル: FEEL (フィール)
配信日: 2022年10月19日(水)
形 態: デジタルリリース
仕 様: iTunes Store, Spotify, AppleMusic など各ダウンロード・サブスク配信サ イトでリリース。ダウンロード価 格: 255円

インタビュー、コメントなど出演に関するお問合せは
■お問い合わせ 合同会社スケープジャパン スケープレック東京
担当:吉田
TEL:090-9631-6904
E-MAIL: info@scaperec.com


2022.10.22(Sat) ScapeRec,Tokyo 15th Anniversary and HOJO HISAYA BAND with Hisomi-TNP Tour2022 “Skip It” Final @下北沢ERA

出演 :
HOJO HISAYA BAND with Hisomi-TNP
Yun*chi (with HOJO HISAYA BAND)
City Your City
Genius P.J’s
カクマクシャカ(沖縄)
TEACHI(沖縄)
Froito


Liquid Lighting VJ
Kuriko Tsuchiya

Live Painting
菊地寅祐(東京藝術大学)
安原トモ(武蔵野美術大学)


前売り3000円(+1Drink料金)
当日3500円(+1Drink料金)
学割前売り2000円(+1Drink料金)
OPEN:16:30 / START : 17:00
CLOSE : 22:00

前売りチケットはイープラスにて 発売中。
https://eplus.jp/sf/ detail/3722740001-P0030001

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人生に振り回されだしたら、Doubtmenのライブへ逃げ込め!! Doubtmen feat.まおせり、ワンマン公演レポート!!!!

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Doubtmenとは、プロデューサー・作詞家・映像作家として活動中のK.INOJOと、キーボディスト・サウンドプロデューサー・アレンジャーの青木庸和の2人によるテクノユニット。今年他界した音楽評論家の大伴良則も期待を寄せていたユニットだ。10月5日、Doubtmenは目黒ライブステーションを舞台にワンマン公演「Live Doubtmen vol.1」を開催。オープニングアクトに、アリス十番が登場。この日は、仮面女子の森下舞桜と涼邑芹による実験的音楽ユニットの”まおせり”を迎え、Doubtmen feat.まおせりという形で演奏を行なった。
Doubtmen Doubtmenとは、プロデューサー・作詞家・映像作家として活動中のK.INOJOと、キーボディスト・サウンドプロデューサー・アレンジャーの青木庸和の2人によるテクノユニット。今年他界した音楽評論家の大伴良則も期待を寄せていたユニットだ。10月5日、Doubtmenは目黒ライブステーションを舞台にワンマン公演「Live Doubtmen vol.1」を開催。オープニングアクトに、アリス十番が登場。この日は、仮面女子の森下舞桜と涼邑芹による実験的音楽ユニットの”まおせり”を迎え、Doubtmen feat.まおせりという形で演奏を行なった。

オープニングを飾ったのが、歌謡メタル×ダンスロック・スタイルを軸に据えたアイドルグループ:仮面女子のアリス十番。彼女たちが場内を温めたうえで、ライブはDoubtmenへバトンを繫いだ。

Doubtmenのライブは、青木庸和によるエレピの演奏から幕を開けた。残響しながら浮遊する音色へK.INOJOがサンプラーを用い、音を重ねたす。学校のチャイムの音を合図に、ライブは様々な電子音をコラージュしながら、次第に音楽という形を成してゆく。あらかじめ構築した音の地図へ、2人が様々な音の色を塗り重ねる。テクノ/エレクトロ。確かに、そうだろう。むしろ、2人がいろんな隠し持った音を先出しジャンケンのように地図の上へ次々と広げながら、どんな音の景色が出来上がるかを楽しんでいるようだ。

Doubtmenの演奏へ導かれ、サイバーラビット・コスチュームに身を包んだ森下舞桜と涼邑芹が舞台へ姿を現した。2人は『いつまでもわたしとあなたはここにいる』を通し、韻を踏んだ文節を次々と並べ、人の本能を揶揄するように言葉を連ねだす。2人は口にしていた、「君はズルイね」と。でも、一番ズルイのはDoubtmenだ。まおせりを語り部に、舞台の上に広げた音の地図をフロア中にまで広げ、その地図の上に観客たちを招き入れた。いや、満員の観客たちまでも、2人の描く地図を彩る大切な文様へと変えていた。

森下舞桜と涼邑芹の口ずさむ「Tik-Tak」の言葉とリズムがシンクロ。メンバーらがクラップを求めるのに合わせ、クラップも同期しながらリズムは大きく躍動。楽曲が広大な景観を描くのに合わせ、Doubtmenはこの空間を現実から解き放ち、時間や意識を歪ませる幻想的な異世界へと塗り替える。森下舞桜と涼邑芹が呪文のように「Tik-Tak」と呟き、社会的概念や人の考え方を揶揄した皮肉満載のリリックを大きく手を振りながら投げかける。そのたびにフロア中の人たちも、4人のかけた魔法へ操られるように大きく手を振り、腰を揺らす四つ打ちのリズムに身を重ね合っていた。「Tik-Tak Tik-Tak」の言葉と躍動したエレクトロな音が、感覚を歪ませる。

心地好く気持ちや身体を弾ませる『ごめんね』は、Doubtmen流のパーティーチューン。スタイリッシュでアーバンなダンスミュージックの上で、まおせりの2人が浮遊感を持った声で、この空間をお洒落な都会の夜へと彩りだす。オートチューンを用いた2人の声が、いろんな「好き」をシニカルに表現した言葉の数々を、都会の街中へ電光のように降らしながら軽やかに舞い踊っていた。

それまで華やかに彩っていた空間へ闇を注ぎ込むように、Doubtmenは『タイヘンタイヘン』と歌いだす。現代社会に渦巻く、人として在るための正論と矛盾を、K.INOJOが韻を踏みながら…いや、しゃれた駄洒落に変え、薄汚れた現代社会へ、歌声の絵筆で強烈な風刺の詩を書き連ねていった。

まさに、今の気分は『ごめん、ちょっと何言ってるかわからない』だ。この曲でDoubtmenは、人が持つ本能を赤裸々にさらけ出す。フロア中に響く、恋愛や宗教などへ盲目的に溺れる世の女性たちが、本能のまま、感情的なままに剥きだした汚い本音の独り言の数々。優男になったK.INOJOは一人一人の言葉を受け止めたうえで、最後に「ごめん、ちょっと何言ってるかわからない」と言葉を返していた。心地好いダンス音楽に乗せ、Doubtmenは、人が心に抱えもつ汚らしい欲望をこの曲に映し出していた。中に出てきた、菅元総理や小池都知事が声だかに叫んだ緊急事態宣言の文言にさえ、K.INOJOは「ごめん、ちょっと何言ってるかわからない」と皮肉を述べていた。さすが、世間を嘗めたふりして、世の中が本当に必要な言葉を突き刺すDoubtmenらしいアジテートだ。

『キーラーゴの蜂蜜』からは、ふたたびまおせりが登場。Doubtmenは、可愛いアイドルたちのスウィートボイスをバカンスの風に変え、心地好く跳ねたエクレトロな南国ラテンのビートを通し、観客たちの身体を揺らしだす。まるで楽園を舞台にした快楽と恍惚の小説のような歌だ。でも、その中に隠した痛い刺激をチクッと刺してゆくのがDoubtmenらしいスタイル。今はただ、南国の歌姫たちの声に合わせ、頭を空にしながら心地好くステップを踏みながら浮かれればいい。その快楽の背景に何が潜んでいようとも…。浮かれ騒ぐのも、現実から逃避するのも、人が求める本能。「さぁ、踊ろう!!」。

これまで以上にきらびやかな音がフロア中を駆けめぐる。Doubtmenは『自業自得』を通し、この空間をグリッターな世界へ染め上げた。軽やかに舞い踊りながら、「自業自得じゃない?」と甘い言葉を突き刺す森下舞桜と涼邑芹。この日のように、可愛い女性たちにひょいひょい腰を振ることで、その先に何が起きるのか…。甘い欲望に手を伸ばした先に何が起きようと、それも欲に溺れた人の自業自得。人のせいにしてみずからを守る、人の腐った高慢ちきで自己欺瞞な連中たちの落ちた先の人生を、Doubtmenとまおせりは、「時効理想だよね」と皮肉っていた。それでも欲に溺れた人は、どぶ水を飲んでも反省をすることはない。そしてまた、ド壺(ツボ)に陥る。まさに「時効自得じゃない」か。

さらにビートとリズムは躍動する。森下舞桜と涼邑芹の煽りに合わせ、フロア中に生まれた熱いクラップ。Doubtmenは『そのボタンは押さない方がいい』を通し、簡単に誘惑のボタンを押すなとメッセージしてきた。でも、そのボタンを押す愚かさこそが、人間らしさ。躍動するきらびやかな音の装飾を通し、Doubtmenの2人は感覚を目くらます。その計画を遂行するように、まおせりが「ねぇ、ボタン押さないほうがいい」と歌いながらも、ここにいる人たちの心のボタンを本能のままに押させる。そんな確信犯たちが、そこにはいた。

判断は間違ってはいけない。その先に待っているのは、奈落か、快楽か。最後に、Doubtmenは『間違うな』を演奏。まおせりの2人が大きなフラッグを振りながら「なぜ君は楽しんでるの~わからない」と歌いだす。森下舞桜が、涼邑芹が、ここでもいろんな事例を並べながら「間違うな、後悔するに決まってる」と、欲望と本能に溺れる”君”に、警告してゆく。世の中を動かすいろんなお騒がせ人(政治家や芸能人ら)が、屁理屈めいた理論で武装しながら言葉の弾丸を次々と打ち放つ。その言葉の弾丸をハートに何発くらおうが、君はけっして間違うなとDoubtmenは伝えてきた。君に確かな信念があるなら、世の中を歪ませる言葉の弾丸を打つ連中の言葉などに惑わされるこくなく、自分の道を貫けばいい。そう、自分を間違うな。

アンコールの最初に持ってきたのが、人を構築する細胞(染色体)をタイトルに冠した『DNA』。意識を混濁する破壊衝動の高いエレクトロな音に乗せ、Doubtmenはふたたびまおせりをパートナーに、ハードボイルドなストーリーを描き出す。森下舞桜と涼邑芹が言葉を殴りあうように交わしながら、人の心に刻まれた本能を構築。「すべては決まっている 誰もそれには逆らえない それはD.N,A」と伝えていた。Doubtmenのライブは、1曲1曲触れるたびに自分の今の生き方を、人としてあるべき衿を正した生き方とは何かを考えさられる。でも、その時点で、Doubtmenの策略に落ちていたということだろうか…。

最後に、アリス十番をステージへ呼び込み、全員で『こんなはずじゃなかったのよ』を披露。この日のセットリストは、人の生きざまをいろんな角度から、皮肉を重ねるように進んでいた。最後もフロア中の人たちがメンバーらの動きに合わせ大きく手を振り、身体を揺らしていた。日々、生きていく中で、きっと誰もが「こんなはずじゃなかったのよ」と思うときがあるだろう。そこで落ち込むくらいならDoubtmenの音楽やライブに触れ、自分の心を解き放つ理想郷へ逃げ込めばいい。Doubtmenは、どんな心の色の人たちも受け入れてくれる。ただし、その人の人生のその後は…「こんなはずじゃなかったのよ」と漏らす汚い言葉の後始末は、自分で流してくれ。

Doubtmenとまおせりは、演奏を重ねるごとに、人の本能を次々と浮き彫りにしていった。そのたびに、人工着色料まみれの毒々しい自分の素顔とも向き合っている気分だった。そんなことを書いてるが、ライブ中は、Doubtmenが生み出すエレクトロなダンスミュージックに心地好く身を預け、風刺の効いたまおせりの言葉を耳にしながら、そんな糞みたいな連中にアディオスと手を振っていた。もしかしたら、自分が手を振られていたのかも知れないが…。よく「細かい理屈など気にせず楽しめ」と言うが、Doubtmenの音楽は「細かい理屈や屁理屈まで気にして楽しんでこそ」。心塞ぐ奴らは勝手に塞げばいい。何事も、そう。心を自由するスイッチを押すのは、自分次第。それを、この日のDoubtmenは、さりげなく囁いていた。

次回は、12月15日。舞台は、ふたたび目黒ライブステーションだ。詳細は…。

photo by T.ENAMI

TEXT:長澤智典

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ダウトメン(Doubtmen) official website

まおせりofficial twitter

仮面女子 official website

c 2022 Doubtmen.com, U.F.O.PICTURES Inc. All rights reserved.

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元CRAZE二代目ヴォーカリストの緒方豊和。16年ぶりに自身のバンドTUBTRACKの音源を発売!!

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「この5曲を一つの流れを持って響くことで生まれる(心揺さぶる)ドラマをぜひ感じてほしい」と語る、今の時代に突きつけた胸を揺さぶるメッセージとは…。


緒方豊和の名が最初に世へ知れ渡ったのは、MAJESTYとしてメジャーデビューしたときだった。当時から、緒方豊和の卓越したヴォーカル力は高い注目を集めており、シーンに新たな風を吹かせる存在に成り得ると期待を集めていた。が、突然の解散。MAJESTYのメジャーでの活動は短命に終わった。

緒方豊和の名を大きく世に知らしめたのが、現D’ERLANGERの瀧川一郎と菊地哲率いるCRAZEへ2代目ヴォーカリストとして加入したことだった。彼の表情豊かなヴォーカルセンスが、CRAZEの音楽性の幅を豊かにするが、志の違いから脱退。

その後、Thumb Up Boysを結成。同バンドでの経験を経て、緒方豊和はラウドロックバンドのtubTRaCKを新たに立ち上げた。ようやく、みずからの理想とする音楽スタイルを追求するバンドと巡り合えた緒方豊和は、精力的に活動。今でも名盤としてラウド/メタルシーンに語り継がれるアルバム『TUBTRACK』を作りあげ、ようやく世界を緒方豊和の才能へと振り向かせた。そう思った矢先に、バンドは解散。

 それ以来、緒方豊和は表舞台から退き、イベント制作・作家・プロデューサー・ヴォーカル指導など、音楽を裏側から支える立場に転身。時折、ライブハウスの舞台の上で歌うこともあったが、表舞台に復帰することはなく、アーティストではない形で音楽シーンに携わり続けてきた。

一度、幕を閉じたtubTRaCKだったが、東日本大震災や、緒方豊和の生まれ故郷である熊本震災時には、チャリティーイベントを通し、復興の一助を担う形でライブ活動を行ってきた。ただし、それが本格的な復帰へ至ることはなかった。緒方豊和をふたたび表舞台へ呼び戻したきっかけになったのが、ヴォーカリストとして、とあるオファーを受けたことだった。

歌うことをやめずにいたとはいえ、表舞台に立つことのなかった緒方豊和だったが、プロレス団体DRAGONGATEより「覆面レスラー“シュン・スカイウォーカー”の入場テーマ曲を歌ってほしい」と依頼を受けることに。同団体の試合を観に行き、久しぶりに滾る気持ちを感じたことから、緒方豊和はシュン・スカイウォーカー選手の入場曲『FLY OVER THE SKY』を歌うことを快諾。シュン・スカイウォーカー選手を通してとはいえ、毎試合ごと、自身の歌う声を聴いて熱狂するプロレスファンたちの姿を見続けたことで、自身の歌声に人の心を揺さぶる力があることを再確認。その経験をきっかけに、緒方豊和は自身の人生を賭けたtubTRaCKをふたたび動かそうと決意。『Grandma-sky』『深海メアリー』『Your hero』と、13年ぶりになる新曲を3連続配信リリース。ライブ活動も平行して行い、ついに活動を再開…となるはずだった。それが、世の中を未曾有の恐怖へと巻き込んだコロナ禍により、しばし活動を止めざるを得なくなった。

あれから3年後、2022年春にtubTRaCKはYouTubeでの配信ライブを通し、アコースティックスタイルでライブを披露

そこで、新作のリリースとライブを行うことを宣言。そのときのライブが、tubTRaCKとしての本格的な活動再開の引き金になった。

11月2日(水)、バンド名の表記をtubTRaCK からTUBTRACK変えた彼らは16年ぶりの新作としてミニアルバム『SAVE ME』をリリースする。それに先駆け、緒方豊和の誕生日の前日になる10月14日、目黒ライブステーションを舞台に「〜TUBTRACK live in out vol.3〜緒方豊和55th生誕祭」を開催。この日より、ミニアルバム『SAVE ME』の会場先行リリースも決定した(有料ライブ配信も有り)。

ここからは、本人の言葉を借り、ここまでの道のり。そして、最新作『SAVE ME』の魅力について伝えたい。

――ミニアルバム『SAVE ME』は、TUBTRACKとして16年ぶりのCD盤になります。

緒方豊和:CD盤としては16年ぶりのリリースになりますけど。3年前に『Grandma-sky』『深海メアリー』『Your hero』と3曲を立て続けに配信リリース。それが、TUBTRACKとしての久しぶりの新曲になりました。当時は、ライブ活動も再開。ただし、あのときは一度きりのライブになり、ふたたび時が経過してしまい、現在に至ります。先に伝えておくと、今後、ライブ活動は定期的に行います。ただし、自分が裏方として活動をしていれば、各メンバーもいろんな音楽活動を行っていることもあり、それぞれのスケジュールを調整しながら、自分たちのペースでライブ活動を続けようと思っています。なので、本数を量産するのではなく、限られた1本1本へ、そのときごとの想いをすべて注ぎ込む形で続けていきたいと思っています。

――緒方さん自身は、表立った活動を止めて以降も、音楽の世界には携わり続けています。でも、ふたたび表舞台に戻ってきたということは、やはり、その衝動を押さえることが出来なかったということなんでしょうね。

緒方豊和 : ステージに立って歌うことは、けっして止められないものと言いますか、当たり前にあるべき姿。自分の心の奥底に渦巻いているその衝動は、やはり抑えられないし、抑えるべきものでもないですからね。

――TUBTRACKとしての活動を止めて以降、震災などのチャリティーライブという形での散発的な復活はありましたけど。それ以外は、ずっと表舞台に立つことなくいたのでしょうか。

緒方豊和 : 本格的にステージに立つという意味では、そうなります。ただし、TUBTRACKの活動を止めて以降、裏方として音楽の世界へ携わりだしたとはいえ、歌うことをやめてはいなかった。とくに表立って発表をしていないだけで、誘われるままにカバーバンドを作りイベントライブに出演するなど、不定期ながらライブ活動は続けていました。

――その気持ちを、ふたたび燃え滾らせたきっかけが気になります。

緒方豊和 : 自分は、とある音楽番組の制作と番組の司会進行を通し、頑張っているアーティストたちを応援することもやり続けてきました。それこそ、同郷のアーティストであるBAND-MAIDの(小鳩)ミクちゃんなどを誘い、番組を通して活動を応援もしてきました。もちろん、頑張っている人たちを応援するのは嬉しいことだけど、どこか心の中で物足りなさを覚えていた。「人を応援するだけでは、自分のフツフツと沸き上がる衝動を満たせはしない」。それは、今も感じていること。ならば、今の活動も継続しながら、もっと自分の気持ちに素直に動こうと思ったことが大きかった。

もちろん、表舞台から去って以降も、誘われてはライブハウスで歌っていたように、「ステージの上こそが自分の居場所」とは常に感じていたこと。だから、歌うことをやめなかった。それでもあの頃は、裏方として今の音楽シーンを支えようと本気で立ち向かっていましたからね。

――でも、その衝動を抑えることは出来なかった…。

緒方豊和 : そうなるね(笑)。例えが妙にはなるけど。一度味を覚えた煙草は、いくつになってもやめられないのと同じように、音楽に携わることはもちろん、表舞台に立つことも、やっぱし自分には辞められないことなんですよね。

中には歌うことも、煙草を吸うこともきっぱりと辞められる人がいるじゃない。そういう方々は、新しい別の人生の刺激を見つけたからだと思う。自分にとっての刺激は、何時でも、幾つになっても音楽。それを支える側だけでは満足しきれなくなり、だから表舞台に戻ってきたわけです。

そのきっかけになったのが、DRAGONGATEというプロレス団体に所属する覆面レスラー、シュン・スカイウォーカー選手のテーマ曲『FLY OVER THE SKY』の歌唱オファーを受けたことでした。同団体の音楽プロデューサーの中澤矢束君が、以前から自分の活動に着目してくれていたこと。そのうえで「どうしても、この曲を緒方豊和に歌ってほしい」と熱い依頼を受け、「人に必要とされるなら」と引き受けました。もっと言ってしまうと中澤君は自分へオファーする前の段階から、自分が歌うことを想定して『FLY OVER THE SKY』を作曲していたそうです。その流れで作詞も依頼されました。それから、何度もDRAGONGATEの試合会場に足を運ぶようになりました。そんな自分の心を一番突き動かしたのが、シュン・スカイウォーカー選手が自分の歌ったテーマ曲に乗せ入場ゲートから現れるたびに、お客さんたちが(当時は)声を上げて熱狂するわけですよ。その人たちの『FLY OVER THE SKY』に対する想像以上の反響を知り、「自分の歌声には人を動かせる力がある」と再確認したんです。加えて、Twitterやブログを通し、活動報告をするたびに、「早くライブをやってほしい」「音源を待っています」という声が届くわけです。表立った活動を退いてから随分経つにもかかわらず、いまだに自分の音楽を求めてくれる人たちがいる。ならば、その想いをみんなに届けたいと思ったことも加わり、ふたたびTUBTRACKとしての活動を決意しました。その想いをメンバーらへ告げたところ賛同してくれたことから、2019年よりTUBTRACKとしての活動を再開させました。

――それで、2019年に新曲を立て続けに3曲配信し、ライブ活動も行ったわけですね。

緒方豊和 :そうです。ただ、当時から1曲ごとの配信という形では、どうしても3曲を通して詰め込んだ想いが散発的になり、届けたい想いをしっかりドラマとして伝えきれず、何処かジレンマを覚えていた。それと、TUBTRACKを応援しているファンたちはCD世代が中心ということもあり、CD音源化を望む声が多かったことから、CD化はずっと考えていたことでした。

――それがミニアルバム『SAVE ME』として結実したわけですけど。中に、『Save me』『All i need』と二つの新曲を収録しています。この曲たちを聴くと、今の時代を憂い、それでメッセージしたくなり、作ったのかなとも最初は思いました。

緒方豊和 :『Save me』について語るなら、この曲は「地球が、今の自分たちに話しかけている」物語として作りました。この楽曲を作っていたのが、まさにウクライナでの紛争が起き始めていたとき。この紛争に限らず、今でも地球のあちこちで赤い血が流され続けている。『Save me』では、「このままでいいのか?このまま赤い血が流れ続ければ、次の世代の人たちに命のバトンを渡せなくなるぞ」と地球が人々に警告してゆく物語として描き、今、自分が感じている想いを地球からのメッセージという形で託しました。

もう一つの新曲『All i need』でも、紛争などの大きな視点はもちろん、身近な自分たちの生活も含め、いろんな理不尽な世の中を自分たちの手で変えていこう。そう動くことで失うものがあろうとも、覚悟を胸に声を上げよう。その思いを、ここに詰め込みました。

――先に配信リリースしていた『深海メアリー』も、憂いを抱いた今の世の中に必要なメッセージソングにも聞こえました。

緒方豊和 :『深海メアリー』でも、「己の道を 照らす光を この魂よ 生きてゆけ」と歌っていますからね。その気持ちは、今の時代にも必要な意志。当時は、ふたたび表舞台に立って歌う決意を固めたことから、そう思った心の背景や、「自分を信じて立ち上がろう」と思えるまでの気持ちを『Grandma-sky』へ。「自分を信じて行こうぜ」という強い意志を、『深海メアリー』に書き記しました。そのうえで、「自分らは何時までだって、人の背中を押すヒーローでいたい」気持ちを『Your hero』に込め、当時は届けたわけです。

――結果、『Grandma-sky』『深海メアリー』『Your hero』の既存曲へ、新曲の『Save me』と『All i need』を加えたこと。そこへ、憂鬱な空気が蔓延する今の時代を憂えてふたたび立ち上がったTUBTRACKとしての姿が重なりあうことで、ミニアルバム『SAVE ME』自体が、繋がり合った一つのドラマのようにも思えました。

緒方豊和 : それこそが、CD盤という一つの形を持って出すことの意味。「何故、今の時代にCDなのか??」と問われることも多いけど。その理由を、ミニアルバム『SAVE ME』を通して感じてもらえたらなと思います。この5曲を一つの流れを持って響くことで生まれる(心揺さぶる)ドラマを、ぜひ感じてください。

――10月14日には目黒ライブステーションで、ミニアルバム『SAVE ME 』の先行リリースも兼ねたワンマン公演「〜TUBTRACK live in out vol.3〜緒方豊和55th生誕祭」を、有料ライブ配信も加えた形のもと有観客で行います。

緒方豊和 : ワンマン公演翌日の10月15日に、自分は55歳の誕生日を迎えます。55歳という区切り良い数字を迎える年代でもありますし、自分の中で大きな花火を上げようという気持ちもありつつにはなりますけど。この日は、ミニアルバム『SAVE ME』を曲順通りに演奏する”アルバム完全再現ライブ”を行うことを一つの軸に据えて行います。そのうえで、これまでのTUBTRACKの歩みを語るうえで大切な曲たちを演奏すれば、途中、アコースティックなパートも組み込む形で組み立てていく予定です。新曲たちも披露するこの日のライブを通し、現在進行性のTUBTRACKをぜひ感じてもらいたい。これからも歩み続けるTUBTRACKの道のりを、この日しっかりと伝えますから。

TEXT:長澤智典

★音源情報★

タイトル:SAVE ME
アーティスト:TUBTRACK
発売日:2022年11月02日(水)
定価:2,000円+税
品番:DGTR-1043
POS:4997184170611
発売元:DRAGONGATE RECORDS
販売元:タワーレコード株式会社

収録楽曲:
1. Grandma-sky
2. Save me
3. 深海メアリー
4. All i need
5. Your hero
6. Save me (instrumental version)
7. All i need (instrumental version)

★LIVE情報★

〜TUBTRACK live in out vol.3〜
緒方豊和55th生誕祭
TUBTRACK
OPEN 19:00 / START 19:30
ADV ¥3500(来場)/\2500(配信) / DOOR ¥4000

〜TUBTRACK live in out vol.3〜
ボーカル緒方の誕生日前夜に久々のワンマンフルライブ!
※有観客イベント(+同時ライブ配信あり)

■2022/10/14(金)
■目黒THE LIVE STATION livestation.co.jp/(03-3444-3464)
■OPEN/19:00・START/19:30
■前売り/3,500円(当日4,000円)+D\600
■配信チケット代/2,500円(+システム利用料100円)

【出演者】
TUBTRACK
e+ にて発売中

配信チケットは
ツイキャスから

TUBTRACK:


オフィシャルサイト

TUBETRACK store

YouTube Channel

緒方豊和



緒方豊和「FLY OVER THE SKY」



緒方豊和「FLY OVER THE SKY (english lyrics)」

DRAGONGATE RECORDS

http://dragongaterecords.com

CDに関するお問い合わせ
DRAGONGATE RECORDS

dgr@dg-pro.jp

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